株式会社LTSリンク 取締役副社長
2008年入社(新卒)

神田 礼

千葉大学卒業。コンサルタント職 新卒1期生として入社。入社後はERPシステム導入プロジェクトでの定着化支援や、組織変革支援に関するプロジェクトに従事。2016年アサインナビ(現LTSリンク)に参画。マーケティング、採用、組織創り、新規サービス立ち上げなどに従事。2022年10月よりLTSリンク副社長に就任。

自分に課しているのは「ラストマンシップ」

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入社して8年間はコンサルティングの仕事を担当。IT導入後の定着支援、人財・組織開発コンサル、業務センター立ち上げ……とさまざまなコンサル経験を積みました。その後、子会社のアサインナビ(現LTSリンク)に参画し、既存サービスのリード、マーケティング、採用、組織創り、新規サービス立ち上げ等を担当してきました。コンサル時代の経験を生かしつつも、ビジネスの当事者として、駆け抜けてきました。
アサインナビに参画してからは困難の連続でした。黒字化した後も人や組織の問題があり、苦労が続きました。そんな中、「根本的な原因は採用にある」と考え、採用の方法を一新。私のメインミッションも採用になり、半分以上の時間を採用活動に使い、全社をあげて採用に力を注ぐようになりました。その甲斐もあって、素晴らしい新入社員に恵まれ、どんどん事業は拡大しています。
私が採用活動で大事にしていることは「相思相愛」という関係性。企業が人財を選んだり、人財が企業を選んだりする一方向的なものではなく、お互いに選び合う関係性が大事だと考えています。おかげで社員の離職率は減り、定着率も向上。安定して成長を目指せる環境が整いました。
現在は取締役に就き、ビジネスプロデュース職として、事業創りや組織創りを担っています。ビジネスプロデュース職とは、簡単にいえば「事業を構想し、サービスやチームを創り、クライアントとコミュニケーションをとって売る」という仕事。アサインナビのサービスを設計したり、LTSの既存のクライアントに対し、コンサルティング以外の新たな価値をご提供したり、グループを横断して活動しています。

プロジェクトや業務を進めるうえで大切にしていることは、「ラストマンシップ」。自分が最後の砦だという覚悟を持って事業創りと組織創りにチャレンジしつつ、常に謙虚さと親しみのあるコミュニケーションを忘れずに、今いるメンバーの持ち味を最大限に発揮する。このことを常に意識しています。

組織創りは「誰をバスに乗せるか」の目線が重要

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現在も、採用活動に深く関わっています。
組織創りで大事なことは、「適材・適所・適者」。採用では「誰をバスに乗せるか」という観点を持つことが鍵だと思っています。仕事や人生に対する価値観など、根っこの部分を共有できる人とは、共に働き、成長していくことができます。事業は変化するので、バスの行き先は常に変わります。しかし、乗っている人財が正しい人財なら、新たな目的を見つけることは、難しくはありません。入社してくれた後は、その人が最大限のパフォーマンスを発揮できるような、部門やチームに配属してもらい、柔軟に配置転換をすることが大切だと考えています。

「相思相愛」の採用活動を目指して

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私たちが新しいことを始めるときや、組織を創るときに考えるのは、「そこに情熱を持てるリーダーがいるかどうか」。つまり、この会社で何をやるかは本人次第だということ。素直さと謙虚さを持ち、学習意欲があって、何事にも明るく主体的になれる人には、無限にチャンスが広がっています。

採用活動においては、候補者の方と現場メンバーの相思相愛が叶えば、お互いとても良い環境が創れるはず。私たちは、そういう採用プロセスを心がけています。応募を考えてくださる方も、ぜひ、「自分は本当に仲間に入りたいのだろうか?」という視点で、私たちとコミュニケーションをとっていただけると良いと思います。

自分たちがLTSグループの事業創造・事業拡大の当事者であり、事業が広がるほどに自分たちの活躍フィールドも広がっていく、という、可能性に満ちた職種が、ビジネスプロデュース職です。ビジネスプロデュース人財のキャリアパスは、1つではありません。サービスリーダーや事業責任者、グループ会社の経営者…といったゴールを目指していきますが、そこに至るプロセスは、人それぞれの数があって良いと思っています。与えられたレールを進むのではなく、自分で道を切り開きたい人にとっては、絶好の成長環境になると思います。