私の進む道を決めたLTSとの出会い
実を言うと、元々就職活動を始めた当初は、IT業界自体にそれほど強い関心があったわけではありませんでした。環境面では家族がパソコンに詳しくて子供の頃から触れる機会も多かったのですが、仕事にすることは考えていませんでした。
ただ、世の中の動きや学校の授業でPC操作をする中で、漠然と「IT業界を見てみようかな」という思いが湧き、LTSの説明会にも軽い気持ちで参加したというのが正直なところです。
ご縁あって個別に会社説明いただいた際、今の部門長が面談してくれたのですが、知識の薄い私に「IT運用」と「IT開発」の違いやそれぞれの魅力について丁寧に話をしてくれました。
その内容に興味を持ったのはもちろんですが、何よりも就職活動中の1学生でしかない自分に、じっくりと時間を割いてくれたことがとても嬉しかったことを覚えています。
またLTSに無理やり興味を持たせようとするのではなく、「運用ならLTSだけど、例えばこういったことをやりたいなら、別の会社の方が良いよ」と、私のためにどうするのがよいのかを考えてくださる気持ちに心惹かれ、自然な流れで「LTSに入社したい」と気持ちが固まったのを思い出します。最終選考合格を伺ったときは、本当に嬉しかったです。
日々新しい気づきや学びがある、成長を感じる毎日
2022年の4月に無事入社し、2か月間は本社で同期と一緒に研修を受け、そして6月に部門配属となりました。
私の所属には5つのチームがあるのですが、その中のPCセットアップ担当として稼働しています。
主な仕事はクライアントの社員の皆さんがお使いになるパソコンの設定で、担当部門や個々人で必要な設定が異なります。
設定が1つ違ってしまうだけで、実施したい操作ができなくなり業務が滞ってしまうため、誤りがないように慎重に対応しています。
集中力や確実な対応を必要とされますので、とても気を遣いますが、社員さんから感謝の言葉を直接かけていただく機会もあり、頑張りたいという気持ちを常に持つことができています。
加えて、パソコン1台とっても、こんなにもたくさんの必要な準備があり、その環境が整って初めて安定した業務ができるようになるんだ、ということも、この仕事を通して知りました。
今、配属されて半年が過ぎましたが、パソコンに疎かった自分が関連する用語や内容を理解し、設定を問題なく実施できるようになってきました。まだまだ覚えなければならないことは多いですが、毎日新しい知識を得ている実感があり、成長できているなと感じています。
また、困ったことがあっても、チームの皆さんが助けてくださるので、新卒入社の私も安心感を持って仕事をしています。チームメンバーの年齢層や経験値はそれぞれですがお互いに敬意を払っていることが感じられて、このチームの一員として働けていることを誇りに思っています。
クライアントに信頼される人財になりたい
自分の将来像となるとまだまだイメージしきれてはいませんが、今の職場に憧れている先輩社員がいます。
その方は、クライアントから本当に信頼されていて、質問に対してすぐに回答できるだけの知識と経験をお持ちです。
合わせて、質問や要望に対する理解力、回答の引き出しの多さや回答の速さ、そしてお困りのクライアントに寄り添う姿勢など、自分には足りないものを持っていらっしゃって、凄いな、と思っています。
そうした姿に近づくためには、業務の幅を拡げることはもちろんのこと、聞いたこと・確認したことを自分の中に落とし続けることが重要だと思います。得た経験や知識を身につけ力にしていくためにも、学び続けるモチベーションを保つことや、学びを実践に繋げていくことを意識しています。
そうして力をつけていった先に、クライアントのお困りごとを受け止め、解消できる存在になりたい、これまで以上にクライアントに信頼されて頼っていただけるようになりたいです。
文系・理系問わずでも活躍できるエンジニアの基礎が学べる仕事
私は就職活動前の自己分析をしっかりやるタイプでした。分析してみたところ、自分は「世話焼き」で「あるものをよりよくすることが好き」で「設計図にないものを形にすることが好き」という人間で、振り返ってみると、今の仕事にぴったりな適性でした。
学生の皆さんにも、自己分析をしっかり実施して就職活動に活かすことをアドバイスしたいです。
また、文系の私であってもエンジニアの仕事に就き、楽しさややりがいを感じながら働けています。
エンジニアに興味はあるが、難しそうでハードルが高い…と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方にもITサービスの仕事は本当におすすめです。
ITに関する知識・技術を獲得しながら、クライアントにも喜んでいただける、クライアントの仕事を支えていることを肌で感じることができる仕事です。文系・理系は関係ありません。「エンジニア」という職業に惹かれているけれどハードルを感じている方には、不安を持たずにぜひチャレンジしてもらいたいな、と思います。