プラットフォーム事業
2019年入社(キャリア)

前田 健一郎

大学卒業当時、就職活動で得た全ての内定を辞退し、日本放浪の旅へ。その後、東日本大震災をきっかけに飲食業で起業、2012年より中小芸能事務所に所属し、飲食事業部の立ち上げから6店舗の経営や、独立支援に事業統括として携わった後、LTSに入社。LTSリンクにて「コンサルタントジョブ」(現プロフェッショナルハブ)サービスに従事。

更なる挑戦を求めて業界未経験からLTSのビジネスプロデュース職へ

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前職では6つの飲食店を経営したり、4店舗の独立支援に携わっていました。「ブラックなイメージのある飲食業界で、想いを持った方が健全に活躍できる世界を作りたい。」という想いがあったので、例えば独立支援でも、それぞれの店長の想いに沿ったコンセプトでお店を創っていました。幸いにしてどの店舗も軌道に乗せることができたこともあり、やりたかったことがやれている実感を持っていました。
一方、店舗数を拡大することそのものが目的ではない中で、今後どう挑戦し続けるかを考えた際、別の業界で活動することも視野に入ってきました。飲食業であれば、年を重ねた後でも挑戦できるノウハウを得たという自負があったからです。それならば、別の業界で「健全に想いを持った方が活躍できる世界を作りたい。」という挑戦に今一度取り組んでみようと。
そんな想いを持って転職活動する中で、LTSと出会いました。

入社の決め手は経営陣から感じた組織文化と言ってもいいかもしれません。転職活動の面接で、いいことばかりでなく、組織としての課題や足りないものもしっかり伝えてくれた裏表のない姿勢。またキャリア入社の社員をパズルのピースのように扱うのではなく、未経験であっても前田という人を見て、一緒に会社を創っていこうという話をしてもらいました。上場企業の規模感でそのメッセージや背景に感じる組織文化はとても魅力に映りました。

成果を出せた背景には、周りの支援と前職の成長機会、そして必死のキャッチアップ

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入社直後から、子会社のアサインナビ(現LTSリンク)に出向し、現在はコンサルタントジョブ(現プロフェッショナルハブ)というフリーランスのコンサルタント・エンジニア向けのプロジェクト紹介サービスの立ち上げに携わっています。

飲食とコンサルティング・ITは遠い世界のように感じていましたが、周りの皆さんにご支援いただいたこともあって早期に成果を出すことができ、入社半年でマネージャーに昇格することができました。

自分の活動を振り返って考えてみると、成果を出す上では相手視点でのコミュニケーションを重視しており、これは前職で相当鍛えられました。本当に感謝です。

ただ、知識面は文字通り必死にキャッチアップしたことは事実です。特にクライアントはこの道で生きているプロですから、付け焼刃では表面上の会話で終わってしまい、残念ながら次はありません。届かない言葉では意味がない。そのため、「一回一回の場面で今何が必要か判断して、吸収していかないと」という強いプレッシャーがありました。
この面では、まだ数名の環境ではありましたが経験豊富な先輩社員や勉強会等で立ち上がりをサポートいただいたところは助かりました。

そうした大変さもありますが、疲れが吹き飛ぶ嬉しい場面もありました。10数名の方をご紹介した、ある基幹システムの刷新プロジェクトでは、クライアントから「アサインナビさんが居てくれたおかげで成果を実現できた。」とのお言葉をいただき、私のミッションとも、LTSのミッションとも合致する手応えを感じたことを覚えています。

自組織にある様々な成長課題。メンバーと考える過程に意味がある

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実は今、 LTSとしてもビジネスプロデュースという職種を生み出したばかりです。中途・新卒関係なく、事業ドメインや職種としての存在意義も、走りながら輪郭を描いていく。自分たちで活動自体のシステムや仕組みを創ることが求められる、厳しくも楽しい時期にあります。

コンサルタントジョブという事業をいかに伸ばすかに加え、LTSの別事業をいかにプロデュースするか、またビジネスプロデュース集団としての自分たちの採用・育成・キャリアをどうデザインするかといったことまで、テーマは広範にわたります。

そうした中で、マネージャーという立場も踏まえて自分が大事にしたいのは、「共にするメンバーの個性で組織を作りたい」という考えです。

一人の人間がどれだけ頑張っても、それは100点しか取れません。誰かの想いが成就するように、成果が出るようにサポートすれば、例えば5人いれば500点以上の力が生み出せるかもしれない。

古い話になりますが、学生時代、飲食店でのアルバイトで業績を評価いただき、エリアマネージャーを任せていただく時期がありました。ところが、自分がいれば売れる、自分がいないと売れないという状況に直面し、自分がその組織のボトルネックになっていることに気が付く機会になりました。

そうした経験もあり、上述のテーマについても綺麗な一つの答えにまとめることは意味がなく、各々の中にあるものを統合し続ける過程にこそ意味があると私は信じています。

いつまでも大きな理想を語れる組織を目指していく

これまで触れた通り、まだLTSのビジネスプロデュース職も、LTSリンクという会社も、その中にあるコンサルタントジョブというサービスも、大きな流れの中で産声をあげたばかり。
自分たちの限界点を、自らの手で小さく決めてまうことはせず、いつまでも大きな理想を語れる組織を目指していきたいと思っています。

限界点という意味では、もしキャリア採用・新卒採用の方で、応募しようか、入社しようか悩んで今この記事を見てくださっているなら、ぜひ選考や面談を通じて様々な社員、役員と会話をしてほしいです。

LTSは役員を筆頭に、社員一人一人をよく見ているし、敬意を持って接してくれていると感じる場面があります。 業務面だけでなく、フランクに「元気?」「雰囲気変わった?」と声をかけていただくこともあります。未経験や新卒だったとしても、人・文化の面では臆する必要は全くありません。
また、社員間も助け合いのスタンスが強く、自分を含め子供がいるメンバーでも活動しやすい環境・文化だと思います。

勿論それらに甘えるのではなく、有効に活かす気持ちを持って、 一人一人が仕事で価値を発揮する組織になってきています。
上場会社である親会社のLTSのリソースもうまく活用して、お客様や社会により大きな提供価値を届けていく、そんな活動をこれから出会う同志と共にできることを楽しみにしています。