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小泉 敬佑

2023年入社(新卒)

エンジニア部門

東北大学卒業。学生時代は経営統計学を専攻。在学中にプログラミングスクールに通い、IT業界を志望。若いうちから挑戦できる環境があるLTSに入社。現在は自社サービスのユーザー向けコンテンツの新規開発に従事。

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姜 力柯

2022年入社(新卒)

エンジニア部門

 

筑波大学大学院修了。大学で生理心理学、大学院で睡眠学を専攻。在学中にデータ分析にも取り組み、その過程で独学でPythonを身につけエンジニアを志し、自由度の高さに惹かれLTSに入社。現在は製薬会社の予実管理業務構築及び要件整理、システム開発に従事。

若手中心のチーム運営 連携重視でクライアント志向のサービス提供を行う

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姜:私たちが所属するCI事業部には、自社サービスとデリバリを手がける2つのチームがあり、小泉さんと私は自社サービスを担当しています。チームメンバーは6名程で、マネージャー以外のメンバーは入社3年未満の若い組織です。リモート中心のワークスタイルですが、いつも音声をオンにして雑談しながら仕事をしていて、離れているのにいつもオフィスにいるような感覚で業務を進めています。

小泉:私は賑やかな方が安心できるタイプなので、リモートが多い中でも良い環境で仕事ができています。また、いつも人の声が聞こえている状態が発言しやすい空気感を生み出していて、意見交換もとてもしやすいですね。

姜:私は現在のところ、自社サービスだけではなくデリバリ領域の業務にも参画しています。具体的には予算や実績を管理するシステムの構築や要件整理、開発を行っています。このプロジェクトは、クライアント社内のDX化推進が目的で、現場の皆様がITの専門知識を持たずとも扱えるように、ローコード開発ツールを用いています。重要なのは、現場の皆様に使っていただくこと・自動化を進めて成果や効率を上げることですので、仕様については使いやすさを意識し、分かりやすい説明を心掛けています。

小泉:私は自社サービスのユーザー向けの新規開発を行っています。このサービスはフリーランスのコンサルタント様向けの案件紹介・マッチングサービスで、現在は希望条件や応募中の案件等を一覧できる機能を実装中です。これまではユーザーにご不便をお掛けしていたところもあると思うので、今回の実装でユーザーに喜んでもらえたら嬉しいです。

姜:入社から1年が経ちましたね。小泉さんは今の仕事でどんなことを意識していますか?

小泉:そうですね。業務進行では迅速さが求められる一方で、チームで動く仕事ですから連携が大切だと思っています。共有すべきことはすぐに共有し、結論を先延ばしにしないこと、長考するよりも「現時点のベスト」を選択して発信し、早く動き出すことを意識しています。

姜:確かに、良かったことや課題感を都度共有することで、システムの修正や自分自身の対応にもすぐに反映できますよね。スピードと両立する形で精度を上げていくためには重要なことだと思います。

1人1人が仕事を楽しみ主体性を発揮するからこそ生まれるチームワーク

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姜:私は大学では生理心理学を、大学院では睡眠学を学びました。生理心理学を専攻した理由は、客観的なデータに基づいて結論を出すロジカルなプロセスに魅力を感じたからです。
私は一連の作業を全て自分でやらないと気が済まないタイプ。在学中にデータ分析にも取り組み、その過程でPythonを独学で身につけ、エンジニアを志すようになりました。
就職活動の中でLTSを選んだ理由は、社風が自分に合っていると感じたからです。選考過程で当時入社3年目の先輩から、「自分のやりたいことができている」といったお話を聞き、個を大切にする自由な雰囲気を感じました。それが決め手になって、2022年に入社しました。小泉さんは私の1期後輩となりますが、どういった経緯でLTSに入社したのですか?

小泉:私は大学で経営統計学を専攻し、データ分析を用いた経営へのアプローチの実用化について研究していました。エンジニアを目指したのは、R言語に出会ってコーディングの楽しさを知ったことがきっかけです。元々数学が好きだったのですが、それは道筋が複数ありながら 最終的に辿り着く答えが1つ、という明快さが理由です。プログラミングも数学と同様、実装方法は多様ですが、実現したいことは1つであると気付き、興味を持ちました。プログラミングスクールにも通い、知識が増えていくにつれて「これが自分の進むべき道だ」と確信し、IT業界を意識するようになりました。
LTSに決めたのは、姜さんと同じく社内でのびのび働く先輩の雰囲気や、若いうちから大きな仕事を経験できる環境に強く惹かれたからです。姜さんと同じような目線で選択したことに、今気付きました(笑)。

姜:小泉さんの代は、入社後のエンジニア研修が始まった年でしたっけ?

小泉:そうです。全職種共通の2カ月の研修の後、エンジニア職向けの2カ月のプログラミング研修を受けました。姜さんの時には無かったのですよね。大変だったのではないですか?

姜:自分たち4期生の入社時にはまだ無かったですね。ただ私の場合、スキル面での苦労というよりはチームワークが大変だった覚えがあります。大学院では個人で進める研究がほとんどでしたが、仕事では全てがチーム活動で常に高いレベルでチームワークが求められます。正直なところ、初めはそこに戸惑う気持ちもありました。ただ、チームで取り組むからこそ1人では達成が難しい目標を目指せるのであって、求められる大きな成果を出すためにはチームで動く必要があるのだと気付いてからは、「チームワークこそ重要な要素だ」と気持ちと行動を切り替えることができました。

小泉:確かに、学生の頃とはスタンスを変える必要がありましたね。学生時代は、出された課題を解いて結果を発表したり、言われたことを頑張ったりすれば良かった世界でしたが、社会人になるとそうはいかず、オーナーシップが求められますよね。また、報連相といった他者を意識した行動によって仕事の成果が変わってくることも実感しています。
その点では、最近、主体性は仕事を楽しむことによって生まれてくるのではないかと感じています。自分が楽しんでいる時には自己発信もスムーズですし、アイディアも多々湧いてきます。仕事が楽しいと感じるには、自分が興味を持てる分野や技術に積極的に取り組むことが必要ですし、チームの協力体制・雰囲気も重要になってきます。今のチームは発言もしやすく、その発言を後押ししてくれるので、自分が仕事を楽しめる空気感があってすごくありがたいです。

姜:私もチームの雰囲気の良さを感じます。メンバーそれぞれが興味を持っている領域を意識したアサインをしていることもその背景の1つではないでしょうか。興味を持つこと=大きなモチベーションに繋がることを踏まえてくれているからこそですし、結果として、メンバーそれぞれが主体性を持って、楽しんで仕事に取り組む環境が生まれているのだと思います。

 

クライアントに喜んでいただくために 積極的に業務に取り組み自分らしく成長を遂げる

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姜:小泉さんは、入社してから今までで最も印象に残っている出来事は何ですか?

小泉:まさに今担当させてもらっている業務です。リーダーとしてプロジェクトの中心で対応しているのですが、大企業なら30〜40代のベテラン社員が担当するようなポジションにも拘らず、新卒入社2年目の私に任せてくださっていることにとても驚いていますし、ありがたい挑戦機会です。
元々スポーツを経験してきたこともあり、社会人になったらリーダー的立ち位置で仕事がしたいという思いを持っていました。チャンスがあれば、と前のめりで仕事をしていたのですが、業務に対する積極性を上司が見てくださっていて早々に経験させてもらっている、という状況です。
姜さんはいかがですか?

姜:私は、昨年担当した業務管理システムのプロジェクトが印象に残っています。人材紹介事業を支えるシステムのため、人材・案件・マッチング・オファー後の契約や実績管理といった一連の対応が関連していたのですが、実作業としてはほぼ1人で作る経験ができ、学びが大変多かったです。というのも、このプロジェクトでは、担当者の方への業務ヒアリングや仕様検討の場にも参加し、システムの設計方針を考える機会がありました。単純にシステムを作る工程だけでは、その仕様が本当に必要なものなのか判断がつきませんが、エンジニアが仕様検討の場に入ることで、技術面からの提案もできますし、クライアントが求めているものをブレずに形にすることができます。そういった役割を担えることの面白さややりがいを感じました。
小泉さんはどういった時にやりがいを感じますか?

小泉:少しずつできることが増えている実感を得た時でしょうか。毎日何かしらのチャレンジをするようにしていて、PDCAを細かく回しながら「昨日ここでミスしたから、今日はこう直してみよう」と工夫して、昨日できなかったことができるようになっている。そんな自分の成長を実感できるのがとても楽しいです。

姜:分かります。自分の成長に加えて、クライアントの役に立てた時も嬉しいですよね。以前、予算管理システムのプロジェクトで、収集したデータをBIツール(Business Intelligence)で可視化したことがあるのですが、クライアントにお見せした時に「すぐ確認できて助かる!ありがたい!」と喜んでくださったことを今でも覚えています。その言葉や反応がとても嬉しくて、1週間くらいその喜びが続きました(笑)。
小泉:クライアントが喜んでくださるのは、本当に嬉しいですよね。
姜:そうなんですよ。自分の考えや工夫を認めてくださったように感じて、その思いに応えたくて「次はもっと使いやすくしよう」とモチベーションが上がります。更に工夫するから、より良いものを作れるようになっていく、そういう好循環の起点だと思います。

まずはやってみることが大事 挑戦が認められる環境でたくさんの学びを得る

小泉:私は今後、チームを引っ張っていけるリーダーになりたいです。今はまだ開発の知識もチームをまとめる力も未熟なので、もっと成長したいと思っています。私の上司はいつも「小泉さんは自由にやったほうがいいだろう」と、自分に合ったやり方を尊重してくれます。そんな上司のように、部下を信頼し、また信頼され、憧れられるリーダーを目指していきたいですね。

姜:私は、コンサルティングも含めた一連の工程を担当できるようになりたいです。現在、業務管理システムを担当していますが、システムにきちんと落とし込むためには、曖昧な要求を整理して業務をしっかり分類する必要があります。経験が浅く、まだ整理しきれないこともあるので、そこを改善していきたいですね。コンサルタントとエンジニアの距離が近いことが、私たちLTSの強みです。今後更に連携体制を強化する中で、エンジニアの先輩方だけでなく、コンサルタントからもより多くの刺激を得るだろうと期待しています。

小泉:そうですね。組織としても面白いフェーズになっていきますよね。LTSは新しいことにチャレンジして成長したい・クライアントに貢献したいという熱い気持ちを持っている方にとって、すごく楽しめる環境だと思います。これから仲間になっていただく皆さんにも、そのような点を楽しんでほしいですね。

姜:小泉さんの言う通りですね。加えて自分で考えて行動できる方にとっても、機会と学びに溢れた職場だと思います。挑戦したことそのものも認めてくれる文化があると思います。社内の勉強会や社外の交流イベントに積極参加すること等も含めて、与えられるのを待つのではなく、自ら動くことがとても大切です。まさに小泉さんがそのタイプ。どんどん新しいことに挑戦していますよね。

小泉:見ていてくださりありがとうございます(笑)。Ruby on Railsの会議に参加したり、Djangoの共有会を開催したり。色々やらせてもらっています。LTSは本当に社員の思いを尊重してくれている会社だと日々感じています。
就活中は迷うことも多いと思いますが、迷うこと自体は決して悪いことではありません。大切なのは迷って考え抜いて出した結論に、自分なりの自信を持つことではないでしょうか。やるかやらないかで迷っているなら、まずはやってみることをお勧めしたいです。そのうえで自分の気持ちと向き合って結果を出すことが、大きな納得感に繋がると思います。

 

※ 記載内容は2024年10月時点のものです。